HOME > アーカイブ 災害時におけるトイレ事情 > 阪神・淡路大震災
大小便等で不衛生になった公衆トイレ
マンホールの上に足場を設けて応急対応した手作りトイレ
ペーパー等の詰まりが発生することになった
便槽が一杯になり使用禁止になった手作りトイレ
公園の手作りトイレ(便槽は地中に埋められたオイルの空き缶)
街なかに設置された仮設トイレ
避難所校庭の仮設トイレ
交通渋滞と人手不足の影響で汲み取りが滞った
兵庫県内の 9 割以上に当たる約130万戸が断水し、全戸完全通水には 約3ヶ月を要した。水洗トイレが長期間にわたって使用できなくなり、避難所等のトイレは著しく不衛生な状態になった。
仮設トイレ不足だけでなくバキュームカーも不足し、し尿収集も困難を極めた。このとき「トイレパニック」という言葉が生まれた。
災害の概要 | マグニチュード | 7.3 |
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最大震度 | 7 | |
人的被害(人) | 死者 | 6,434人 |
行方不明者 | 3人 | |
負傷者 | 43,792人 | |
建築物被害(戸) | 全壊 | 104,906棟 |
半壊 | 144,274棟 | |
全焼 | 7,035棟 | |
半焼 | 89棟 | |
インフラの被災(件) | 停電 | 約260万戸 |
断水 | 約130万戸 | |
下水道 | 8,682.3km | |
下水処理施設 | 26箇所 | |
浄化槽 | 不明 | |
し尿処理施設 | 不明 |
「阪神・淡路大震災教訓情報資料集」内閣府
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/hanshin_awaji/index.html