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徳島県
災害時における災害用トイレ問題の重要性を広く啓発促進するため、南海地震のメモリアルデーである平成28年12月21日の「南海地震70周年シンポジウム」に併せて「災害時快適トイレシンポジウム」を開催しました。
本計画は、災害時における県民の心身の健康を維持し、病気の発症・悪化や災害関連死を防ぐため、災害時のトイレ確保や環境改善のための取組みを、計画的・体系的に整理し、力強く推進するものです。
自助・共助・公助がそれぞれの役割に応じ、連携して災害時のトイレ対策に取り組むとともに「国際基準」や「チェックシート」の導入により、質の高いトイレ対策を標準化し、災害時においても平常時に限りなく近いトイレ環境を創出することで、避難者が、安心して快適に過ごせる環境を実現し、「災害関連死」ゼロを目指します。
建設現場の職場環境の改善を進めるとともに、快適な仮設トイレの普及により、災害時に避難所等への設置も広がると期待できることから、一定規模以上の建設工事において仮設トイレを原則洋式トイレとする取組みを進めています。
さらに、仮設トイレのリース・レンタル業者に対し、洋式仮設トイレへの改修・更新するための支援を行っています。
避難所となる県立学校のトイレについて、「平時における生徒」及び「災害時における避難者」のQOL向上のため、トイレの洋式化、バリアフリー化、合併処理浄化槽化、多目的トイレの設置等を行い、快適なトイレ環境を実現します。