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アーカイブ 災害時におけるトイレ事情

阪神・淡路大震災

1.被災地のトイレ事情
大小便等で不衛生になった公衆トイレ

大小便等で不衛生になった公衆トイレ

マンホールの上に足場を設けて応急対応した手作りトイレ

マンホールの上に足場を設けて応急対応した手作りトイレ

ペーパー等の詰まりが発生することになった

ペーパー等の詰まりが発生することになった

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便槽が一杯になり使用禁止になった手作りトイレ

便槽が一杯になり使用禁止になった手作りトイレ

公園の手作りトイレ(便槽は地中に埋められたオイルの空き缶)

公園の手作りトイレ(便槽は地中に埋められたオイルの空き缶)

街なかに設置された仮設トイレ

街なかに設置された仮設トイレ

避難所校庭の仮設トイレ

避難所校庭の仮設トイレ

交通渋滞と人手不足の影響で汲み取りが滞った

交通渋滞と人手不足の影響で汲み取りが滞った

2.トイレ問題の概況

兵庫県内の 9 割以上に当たる約130万戸が断水し、全戸完全通水には 約3ヶ月を要した。水洗トイレが長期間にわたって使用できなくなり、避難所等のトイレは著しく不衛生な状態になった。

仮設トイレ不足だけでなくバキュームカーも不足し、し尿収集も困難を極めた。このとき「トイレパニック」という言葉が生まれた。

3.概要
災害の概要マグニチュード7.3
最大震度7
人的被害(人)死者6,434人
行方不明者3人
負傷者43,792人
建築物被害(戸)全壊104,906棟
半壊144,274棟
全焼7,035棟
半焼89棟
インフラの被災(件)停電約260万戸
断水約130万戸
下水道8,682.3km
下水処理施設26箇所
浄化槽不明
し尿処理施設不明

「阪神・淡路大震災教訓情報資料集」内閣府
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/hanshin_awaji/index.html

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