このページは日本トイレ研究所が運営しています
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※現在、災害時トイレ情報・選び方・製品概要などについては
以下の「災害用トイレガイドWeb」に集約しております。
最新情報も更新しておりますので、是非ご確認下さい。
http://www.toilet.or.jp/toilet-guide/
水、電気、道路の復旧状況に応じて、使用できる災害用トイレは異なる。
洋式・和式、段差の有無、汲取りの必要性などを考慮しながら選定する必要がある
*トイレ支援・調達の際に併せて検討する内容
オムツ(大人・子ども)、 おしり拭き、 生理用品、 サニタリーボックス、 手指消毒液、 消臭剤、 トイレットペーパー、 使い捨て手袋、 トイレ洗浄剤、 清掃道具等
排せつを我慢し、水分摂取を控えると脱水症状になり、体力低下などによりインフルエンザにも感染しやすくなる。
一定の尿量を確保しないと、脱水、尿路感染症(膀胱炎等)、循環不全(肺塞栓等)の危険性がある。
ストレスや窮屈な生活により血栓ができ、エコノミークラス症候群で死にいたるケースもある。
【ポイント】
@ トイレを我慢しない
A 水分や食事をしっかりとる
B お年寄りに声をかけてトイレに付き添う
C 建物内のトイレは、高齢者、障がい者、女性、子どもを優先とする
D 人工肛門等の方々やオムツ交換スペースを確保する
E 便座が冷たい場合は、カバーをするなど工夫する
F 外国人にも配慮し、使用方法等を掲示する
G トイレ掃除を徹底し、清潔で安心できる明るいトイレ環境をつくる
@水が出るかどうかを確認する(ロータンク方式の場合、初回のみ水が流れる場合がある)
A 水が出る場合:
・排水管からの漏水やマンホール等からのオーバーフローがないかどうかを注意しながら使用する
B 水が出ない、かつ、周囲に水がない場合:
・洋式便器にビニール袋を設置して固定し、更にもう一枚袋をかぶせます。
その中に新聞紙やぼろ布を敷いて排泄後、内側の袋だけ取り出し、
パッキングして保管する(臭気対策が必要)
・携帯トイレや簡易トイレの調達を検討する
・和式トイレに設置する洋式便座等の調達を検討する
C 水が出ない場合(ただし、プール等の水がある場合):
・排せつ後、バケツ等で流す。排水管が詰まりやすいので、使用済みトイレットペーパーは、
ビニール袋や段ボール箱等に分別して保管する
Aトイレ使用後の手洗いを徹底し、水がない場合は手指消毒液等を配備する
Bトイレ内外で使用する履き物を分ける
Cトイレ清掃、汚れ防止、消毒を徹底する
Dトイレの寒さ対策を工夫する
@ トイレを調達する場合は、汲み取りも同時に検討する
A トイレは、汲み取りしやすく、人目に付きやすい場所に設置する
B 照明、トイレットペーパー、消臭剤、フック、清掃道具、サニタリーボックス等を
設置する(フックは、点滴掛け等にも役立つ)
C 使用済みトイレットペーパーを便槽に入れずに、ビニール袋等に分別することで、
便槽が一杯になるまでの期間を延ばすことができる
D 大便が便槽の中でピラミッド状に積みあがった場合、棒などで便を崩すことで、
さらに使うことが出来る
E 手指消毒液、手洗い水を設置する(手洗い水を設置する場合は、
使用後の水をバケツで受け、トイレ掃除に使用できるようにする)
F トイレ清掃、汚れ防止、消毒を徹底する