最近の子どもたちの食事、健康状態

宮島則子先生

今回は、荒川区立ひぐらし小学校の主査栄養士である宮島則子先生を訪ね、「食」を切り口に排泄の大切さを語っていただきました。






最近の子どもたちの食事状況

カミカミスクール

野菜不足と噛むことが苦手というのが大きな問題だと思います。豆やキノコを食べ慣れていない子どもたちがいます。サトイモを含めイモ類も食べない子も比較的多いです。家庭の食事からそれらが少なくなっていることが原因だと思われます。小学校入学前の食事は家庭が主ですから、おかあさんが食卓に出さなければ、食べたことも見たこともないということになります。
子どもは、食べ慣れているものは「安全」という認識を持ちますが、食べ慣れないものは「危険」と思うものなんですよ。そういう意味では子どもにとって、給食は「未知との遭遇」です。ですから、1年生の1学期あたりは給食が食べられないという子が多いです。でも、そのうち、友達などから「食べたら、おいしいよ」と言われると、「ひょっとしたら、これは安全かもしれない」という認識にかわって、食べられるようになることが多いようです。



食が影響する子どもの健康

小学校の1、2年は、便秘がちな子が多くいます。それは、食物繊維が不足していることと運動量が足りないことが主な原因だと思います。それを解消するためにも、給食を残さず食べることや休み時間に外で遊ぶことは大事だと思います。また、便意をもよおして、トイレにかけこんだトイレが汚かったりしたら、学校だけでなく、家以外のトイレを嫌いになってしまうこともあるみたいです。学校のトイレも、家のトイレのように清潔で安心感のあるトイレであれば、すぐに排便でき、すっきりできますよね。ちなみに、学校に限らず、外でうんちができないという子どもは、学年に2人くらいいます。

宮島先生のレポート(2)>