「汚泥(おでい)」から作られた肥料(ひりょう)を活用して育てられた作物は、何と呼ばれているでしょう?
答え:じゅんかん育ち
「汚泥(おでい)」から作られた肥料(ひりょう)などを活用して育てられた作物は「じゅんかん育ち」と呼ばれ、いろいろな作物が育てられています。肥料の他にも、処理場(しょりじょう)できれいになった水やきれいになる途中で発生した熱を使って作物を育てることもしています。
普段食べている食べ物のうち、日本で作られている食べ物はどれくらいあるでしょう?
答え:38%
日本でつくられている食料の割合(わりあい)は38%で、食料の多くを外国から買っています。外国から買えなくなると、食べ物が不足してしまう可能性があるため、日本でつくる食料を増やすことが必要です。また、食料を選ぶときは、日本でつくられた食べ物を進んで選ぶことも大切です。
だだちゃ豆と梅のおにぎり
だだちゃ豆と鮭フレークのチャーハン
青パパイヤのチンジャオロース風
材料【2人分】
つくり方
かりかり梅の種を取り、細かくきざむ。
ボールにさやから出しただだちゃ豆、きざんだかりかり梅、白ごまを入れ、混ぜ合わせる。
好みの大きさのおむずびに握る。
フライパンにサラダ油を熱し、溶き卵を加え、半熟状になるまでサッと炒め、いったん取り出しておく。
フライパンにご飯、小ネギ、鮭フレーク、だだちゃ豆の順に加えて、全体的によく炒め合わせる。
ご飯がパラパラになったら、★Aの調味料と1の卵を加えて、塩、こしょうで味をととのえる。
仕上げにごま油、少々を加えて、全体を炒め合わせる。
牛薄切り肉は細く切り、片栗粉以外の下味をつけておく。なじんだら片栗粉をまぶす。
青パパイヤはピーラーで皮をむき、縦半分に切りスプーンで種を取り除き、千切りにする。水に10分ほどさらし、軽く水洗いしてからペーパータオルで水気を拭き取る。
パプリカとピーマンは半分に切り、縦に千切りにしておく。
フライパンにサラダ油を入れ、生姜を熱し香りが出たら、1の肉を入れて炒める。色が変わったら、2と3を入れて、さらに火が通るまで炒める。
最後に★Aの調味料を合わせ入れて、軽く炒め合わせ、塩、こしょうで味をととのえる。
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うんちやおしっこは、昔から大切な肥料(ひりょう)として使われています。約400年前の江戸時代では、お金で売り買いしたり、野菜と交換したりしていました。
現代は、水洗(すいせん)トイレから流れでた汚水(おすい)を科学の力で処理(しょり)し、きれいになった水で食べものを育てたり、処理の途中で出てきたもので肥料をつくったりしています。
うんちとおしっこが、どのような道をたどって私たちの生活とかかわっているのか、一緒に見てみましょう。
このウェブサイトは、令和5年度子どもゆめ基金助成金により株式会社HAPが制作しました。非営利目的の青少年教育活動で使用する場合には、NPO法人日本トイレ研究所へお問い合わせください。
腸の中には腸内細菌(ちょうないさいきん)という目には見えないくらい小さな生き物がいます。人の腸の中にいる腸内細菌の数はおおよそどのくらい?
答え:40兆
人の腸の中には、約1000種類、約40兆個の腸内細菌(ちょうないさいきん)がいるといわれています。この腸内細菌には、からだを病気から守る力を高める役割などがあります。腸内細菌に元気よく活動してもらうにはエサとなる食物繊維(しょくもつせんい)が必要です。腸内細菌は種類によってエサの好みが異なるので、多くの腸内細菌に働いてもらうためには、好き嫌いせずに食べることが大切です。
うんちは、いくつに分類される?
答え:7つ
イギリスの研究者が考えた方法では、うんちは7つに分類されます。うんちは、食べ物や運動、睡眠、ストレスなどが影響(えいきょう)するので、うんちをチェックすることで、からだの調子(ちょうし)がわかります。チェックシートを使って、うんちの記録をつけてみましょう。うんちには、病気のもとになる菌やウイルスが含まれていることもあるので、うんちをした後は、しっかり手を洗うことも忘れずに。
最新の節水型(せっすいがた)トイレは、トイレを流すためには、2ℓペットボトル何本分の水が必要でしょうか?
答え:2本分
日本の家庭用の水洗(すいせん)トイレで最も水の量が少ないものは、1回あたり3~4ℓです。ふつうの節水型(せっすいがた)トイレは、だいたい6ℓです。古いトイレは10ℓ以上の水が必要なものもあります。
トイレから流されたうんちやおしっこは建物の中の排水管(はいすいかん)を通って、下水道(げすいどう)に運ばれます。トイレに流してはいけないものは、何でしょう?
答え:あぶら
トイレに流してもよいものは「水」「うんち・おしっこ」「トイレットペーパー」です。それ以外のものは、海や川をよごしたり、排水管(はいすいかん)をつまらせたりするので流さないようにしましょう。トイレットペーパーでもたくさん流すとつまってしまうので、必要な分だけ使って流すようにしましょう。
■下水道(げすいどう)トイレや台所、洗濯、風呂など、生活によって出てくるよごれた水を集める管と、それをきれいにするための施設(しせつ)をあわせて下水道(げすいどう)といいます。大雨が降ったときに、雨水がまちなかにあふれないように、川に流すことも下水道の役割です。■浄化槽(じょうかそう)トイレや台所、洗濯、風呂など、生活によって出てくるよごれた水をきれいにするための施設(しせつ)で、家の庭などの地中にあります。下水道(げすいどう)のようによごれた水を集めてきれいにするよりも、1軒ごとにきれいにしたほうがよい地域に設置されます。
下水処理場(げすいしょりじょう)などに運ばれたうんちやおしっこ、よごれた水などは、あるものの活躍(かつやく)できれいになります。そのあるものは何でしょう?
答え:微生物(びせいぶつ)
微生物(びせいぶつ)とは目で見ることのできない小さな生き物たちのことです。下水処理場(げすいしょりじょう)などの中にはたくさんの微生物がいて、よごれを食べて、きれいにしてくれます。
よごれた水を処理場(しょりじょう)できれいにするときに残ったものを「汚泥(おでい)」といいます。「汚泥」はあるものに生まれ変わり、使われます。それは何でしょう?
答え:肥料(ひりょう)
うんちやおしっこには、作物を元気に育てるために必要な栄養が多く含まれているため、「汚泥(おでい)」から肥料が作られています。