災害時トイレ衛生管理講習会【計画編】
-防災トイレ計画の作成方法を実践的に学ぶ-
■開催にあたって
安心できるトイレ空間、清潔なトイレ環境が維持されていなければ、トイレとしての役目を十分果たすことができません。トイレが怖い、汚い、使い勝手が悪いと、 トイレに行くことを避け、飲食を控えるため健康を害し、脱水症状、慢性疾患の悪化、エコノミー症候群等で命を落とすリスクを負うことになります。 不衛生なトイレは、感染症の温床になるため、個々人の健康だけでなく集団や地域への健康リスクも高まることになります。
災害時は被災状況に応じた対応方法を検討し、段階的にトイレ整備を行っていく必要があります。そのためには、住宅、避難所、 病院、事務所、公共交通拠点等、さまざまな拠点や地域における設備や備蓄状況を正しく把握し、それらを有効活用するための 「防災トイレ計画」を作成することが必要になります。本講習会は防災トイレ計画の作成方法を学んでいただきます。
自治体および組織の防災・下水・廃棄物担当者、看護師や保健師、学校関係者、マンション等の管理担当者など、地域や組織を守る立場の方々に受講いただき、防災力を高めていただくことを願っております。
■講習会のポイント
・適切な災害用トイレの選定方法
・災害時のトイレ初動対応から時間経過に伴う段階的改善方法
・災害時のトイレ環境の衛生確保方法
・災害時のトイレに関する要配慮者対応方法
・関係機関等との交渉・調整方法
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■「防災トイレアドバイザー」認定証交付!■
災害時トイレ衛生管理講習会【基礎編(2日間)】および【計画編(2日間)】を受講し、かつ防災トイレ計画を作成し、当研究所に提出(専門家による審査有)された方に、「防災トイレアドバイザー」認定証を交付いたします。
なお、次回の【基礎編】は2019年5月下旬頃に開催する予定です。
今後の講習会開催についてのご案内を希望される方は、お問い合わせフォームより
件名に「災害時トイレ衛生管理講習会」とご記入の上、ご送信下さい。
よろしくお願い致します。
開催概要
- 日時
- 2018年12月15(土)~2018年12月16(日)
- 会場
- 日本赤十字社東京都支部
- 参加費
- 20,000円(講習会テキスト代含む)
- 会場詳細
- 日本赤十字社東京都支部 2階 大会議室
〒169-8540 東京都新宿区大久保1丁目2番15号
- 主催
- 特定非営利活動法人日本トイレ研究所
- 後援(予定)
- 内閣府政策統括官(防災担当)、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、環境省関東地方環境事務所
- 問合先
- 〒105-0004 東京都港区新橋5-5-1 IMCビル新橋9F
TEL.03-6809-1308 FAX.03-6809-1412
URL www.toilet.or.jp
プログラム
9:30 |
受付開始
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10:00 |
開講あいさつ
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10:10 |
「防災トイレ計画」作成の意義と目的
上 幸雄(特定非営利活動法人日本トイレ研究所) |
10:50 |
「防災トイレ計画(D-TOP)」作成の基本事項
加藤 篤(特定非営利活動法人日本トイレ研究所) |
11:40 |
西日本豪雨・熊本地震・東日本大震災でのトイレ事情
加藤 篤(特定非営利活動法人日本トイレ研究所) |
12:00 |
昼食
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13:10 |
災害用トイレの選び方および使用方法
松本 彰人(特定非営利活動法人日本トイレ研究所) |
14:30 |
休憩
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14:40 |
災害時のトイレ環境の衛生基準と評価手法
中瀬 克己(吉備国際大学 保健医療福祉学部 教授) |
15:30 |
休憩
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15:40 |
災害時の学校トイレ運用方法を事例から学ぶ
加藤 篤(特定非営利活動法人日本トイレ研究所) |
16:20 |
質疑と意見交換
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16:50 |
終了(終了後、交流会)
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9:30 |
災害時の要配慮者対応
小原 真理子(清泉女学院大学 文化教育研究所 看護学部新設基準室 教授) |
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10:20 |
休憩
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10:30 |
防災トイレ計画(案)づくり
防災トイレアドバイザー |
11:00 |
休憩
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11:10 |
災害時のトイレ環境づくりのための交渉・調整実務
~新潟県中越大震災におけるトイレ対策の事例から~米田 和広(新潟県県民生活・環境部参事 環境企画課長) |
12:00 |
昼食
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13:10 |
防災トイレ計画(D-TOP)作成ワークショップ
進行:特定非営利活動法人日本トイレ研究所 |
15:50 |
修了証書交付
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16:00 |
閉講
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※プログラムは一部変更する場合がありますのでご了承ください。 |