防災トイレフォーラム2024 in 倉敷
~災害関連死を防ぐために必要なトイレ対策~
本フォーラムでは、医療や福祉の専門家からお話いただき、災害関連死を防ぐために必要なトイレ対策について考えます。また、平成30年7月豪雨災害から5年が経ち、復興が進む倉敷市からは、浸水により下水処理場の機能が喪失して以降の仮設トイレの設置、維持管理及び下水道復旧までの一元的な対応とあわせてマンホールトイレの整備状況を共有いただき、水害時のトイレ対応について理解を深めたいと考えております。
開催概要
- 日時
- 2024年9月20日(金)13:00~16:00(12:00開場)
- 会場
- 倉敷市芸文館
- 参加費
- 無料
- 定員
- 800名(変更にある場合がございます)
- 災害用トイレ展示
- 12:00〜16:00(⾃由見学)
※展示は受付不要でご覧いただけます。
※フォーラムプログラム中も14:10~14:40に見学時間を設けています。
※展示見学のみも可能です。
- 主催
- 特定非営利活動法人日本トイレ研究所(災害用トイレ普及・推進チーム)
- 共催
- 倉敷市
- 後援
- 岡山県
- 開催記念
併催企画 - 真備復興視察ツアー
日 時:2024年9月19日(木)13:30~16:30
詳 細:案内はこちら(PDF)
申込方法:下記の用紙にて、フォーラムと合わせてお申し込みください。
- 申込方法
- 申込用紙をメールもしくはFAXで下記へお送りいただくか、申込用紙に記載されている項目をメールでご連絡ください。
申込用紙はこちら(PDF)
メール:laboseminar@toilet.or.jp / FAX:03-6809-1412
- 開催案内
- 開催案内はこちら(PDF)
プログラム
13:00 |
【開会挨拶】
伊東 香織 氏(岡山県 倉敷市 市長) |
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13:05 |
【趣旨説明】能登半島地震を踏まえ、避難所トイレの調査を提案する
加藤 篤(特定非営利活動法人日本トイレ研究所 代表理事)能登半島地震では上下水道等が損傷し、多くの地域で水洗トイレが使えない状況になりました。トイレ対応は迅速で適切な初動対応が求められます。トイレ問題がもたらす健康被害と、適切な支援のために必要な避難所トイレ調査のあり方についてお話します。 |
13:30 |
【講 演】震災・水害時の避難生活に必要な減災ケア
神原 咲子 氏(神戸市看護大学 看護学部 基盤看護学領域 災害看護・国際看護学分野 教授)震災・水害時に直接死をまぬがれたにもかかわらず、避難生活に起因した災害関連死の事例が少なくありません。西日本豪雨や能登半島地震を踏まえ、被災者を災害関連死から守るために水・衛生・排泄も含めた減災ケアの重要性についてお話いただきます。 |
14:10 |
【休憩および展示見学】
災害用トイレなどを展示します。 |
14:40 |
【講 演】被災者の健康維持のための公衆衛生
辻野 悦次 氏(⼤阪府 健康医療部 ⽣活衛⽣室 環境衛⽣課 衛生指導グループ 課長補佐・薬剤師/日本災害医療薬剤師学会 理事)能登半島地震におけるDHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)および公衆衛生チームとしての支援活動を踏まえて、災害時の薬剤師の役割とトイレ環境を中心に環境衛生の重要性についてお話いただきます。 |
15:10 |
【報 告】災害時のトイレ対応から下水道復旧まで
小松 大介 氏(倉敷市 環境リサイクル局 下水道部 下水建設課 主任)西日本豪雨の際は、下水道部がトイレ対策を担い、自助・共助と連携しながらトイレの設置・維持管理に努めました。当時の災害時におけるトイレ対応から下水道の復旧まで、時系列に沿ってお話いただきます。 |
15:20 |
【意見交換および質疑】災害時のトイレ環境改善に必要なこと
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16:00 |
【閉 会】
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