男性脳と女性脳の違い

子育てにおける男性脳と女性脳

男女の脳は、ことばを紡ぐ方法が違います。女性脳はしゃべるのが気持ち良く、ストレス解消になりますが、男性脳は、だらだらしゃべるのが苦痛だし、それを聞かされるのも辛いのです。女性は、思いつくままにしゃべるし、同じことを何度も繰り返したりします。かと思えば、急に話題を変えますね。これが、男の子にとってはかなりのストレスなのです。男の子に何かを伝える場合は、思いついたときにダラダラ言うのではなく、まとめて言ってあげることが大切です。熟年カップルもそれが原因で喧嘩になることが多いようです。熟年カップルにアドバイスしたいのが、ミーティングを行うことです。お互いに同じシステム手帳をお買いになって、毎日ではなくても週に1回など日にちを決めて、この日は、これとこれのお手伝いをしてください、この日は留守番して下さいというようにお互いにスケジュール確認をした上で対応すると、いいと思います。そうではなく、思いついたときに言うから、喧嘩になるのです。また、予定外の行動に出られるのも、男性脳には苦痛。だから、あらかじめ予定を伝えてあげると、「どこへ行く?」「何時に変える? おれの夕飯は?」などと聞かれなくて済みますよ。

読者へのメッセージ

子どもの育つ力を信じきることが大切だと思います。ある程度の年齢になったら、子どもに選択させた方がいいと思います。そして、1回、方針を決めたら、親がゆるがないことが大切です。我が家の息子は、保育園の一歳児クラスから高校三年の現在まですべて公立、塾も未経験ですし、高二の三学期までは家庭学習もしたことはありませんでした。しかし、国立理系の受験生ですし、着実に射程範囲に入ってきているようですよ。しかし、そんな偏差値のことよりも、彼の思考力がしっかり成熟してきているので、私はこの子の力を信じて良かったなと思っています。子どもが育つ力を信じて、子どもに聞いてみればいいと思います。中学生になれば、もう自分でいろいろ言えるようになると思いますが、小学生のうちは、言えない子もいるでしょうから、そういうときは、目の輝いているときをちゃんと見てあげるだとか、集中力があるときや、好奇心が芽生えているときなどをちゃんと見てあげることが大切だと思います。そして、子どもにいろいろ聞いてあげながら、世の中で言われているいろいろないいと言われていることを取り入れていけばいいと思います。いまの親は、少し子どもの様子を感じ取ることをさぼっている気がします。慎重に子どもたちを見守ることが大切だと思います。

<黒川先生のレポート(2)

黒川 伊保子(くろかわ いほこ)先生プロフィール

黒川伊保子先生

株式会社 感性リサーチ 代表取締役
脳科学の見地から「脳の気分」を読み解く感性アナリスト。感性研究の第一人者。 脳の研究からくりだされる男女脳の可笑しくも哀しいすれ違いを描いた随筆や恋愛論、脳機能から見た子育て指南本、語感の秘密を紐解く著作で人気を博し、日本テレビ「世界一受けたい授業」、NHK教育テレビ「日本語なるほど塾」などに出演。さらに、語感分析法を応用した、名前の恋力を占う携帯コンテンツ「恋音」を運営中など、幅広く活躍中。著書に「しあわせ脳に育てよう」(講談社)、「名前力~名前の語感を科学する~」(イーステージ新書)などがある。
黒川先生のオフィシャルWebサイト
株式会社感性リサーチHP