食育について

食育の正しい知識と食生活に大切なこと

この4年間の食育に関わる取り組みにより、国民の75.1%の人に「食育」について知っていただけたようです。しかし、実際、食育の中身まで全て知っているという人は少ないのが現状です。大概の人が親子料理体験か農業体験だと思っています。もちろんそれらも大切ですが、食育は、子どもたちからお年寄りまでの健康を考えたり、残飯を出したらいけないということを教えたり、自給率の上昇について考えたりするなど、総合的に学習することをいいます。

食生活で大切なこと

子どもにおすすめ!四季の旬材

清涼飲料水など糖分の高いものはすい臓に悪いので、なるべく抑えた方が良いと思います。インスリンがコントロールできなくなり、小児糖尿病や高血圧症などを引き起こす原因になるからです。是非きちんとした食生活を確立すること、つまり朝食をきちんと摂り、リズムを作ることが大切です。人間は、楽しい気持ちになると、セロトニンという脳内物質が出ます。しかし逆にプレッシャーがかかると、副腎皮質ステロイドホルモンが出て、免疫力を下げます。腸内免疫にも影響を及ぼし、腸内細菌がそれに感応します。したがって、食べるときに大事なのはセロトニンを出し続けることです。
ちなみに、私の朝食は御飯と味噌汁と卵焼きです。あとは、季節の野菜や地方から買ってきたお土産、地方から送られてきた産物をおかずにして食べています。季節の野菜が良い理由は、本来の味と栄養価がぐっと包み込まれた最盛期の食材であることからです。











食を通して日本の将来をみる

日本の食料自給率は、40年前73%ありましたが、現在40%で、60%が輸入です。輸出産業が日本の主力となり、農業従事者は当時1380万人いましたが、いまは210万人です。また、漁業従事者は300万人いましたが、いまは20万人です。
日本は、今、食を見直さなければならない時期にきていると思います。保護者の皆様が食育の重要性を理解し、お子様に伝えていただくことが大切だと思います。

<服部先生のレポート(2)

服部 幸應(はっとり ゆきお)先生プロフィール

服部幸應先生

服部学園理事長兼服部栄養専門学校校長
フジTV「料理の鉄人」・「SMAPXSMAP」・「メントレG」・「Viva Viva V6」・「バニラ気分!」、TV東京「TVチャンピオン」、NHK「食彩浪漫」・「生活ほっとモーニング」・「金曜アクセスライン」、TBSTV「はなまるマーケット」、TV朝日「愛のエプロン」、NACK5(FM)「服部幸應のウェル・テイスト」、NHKラジオ「いきいきクラブ」、TBSラジオ「全国こども電話相談室」等に出演・企画・監修他、多数団体の理事、講師等を勤める。
詳細プロフィール
服部栄養専門学校のWebサイト